中仕掛けの作り方

 

1.
 新しい弦を張って、中仕掛なしで矢を番える。
 (1)の部分は握り皮と矢摺籐のちょうど間を通るように。
 筈は弦に直角にするが、筈の上1cmまで太くする。
 (的中定規を使うと直角になる場所がわかりやすい)

 的中定規というのは小山弓具のページの商品番号B14の写真の様な物。
 的中定規を使う場合は写真の矢の代わりに的中定規の辺の長い方を弓と
 弦の間に渡し、それと直角になっているほうを弦に引っ掛ける。
 このとき同時に弓と弦の間隔も定規で測ることが出来るので、
 15cm程度になっているかどうかを確認する。 
2.
 おおむね弦を太くする範囲を示す印をつけたところ。
 私の場合は7cm程度。
 あまり長いと弦音がにごる。
 伸びやすい弦か伸びにくい弦かで調整。
3.
 その範囲にボンドを少量を付けて、指で薄く伸ばす。
 (つけすぎに注意) 
4.
 それを3:7に分ける(3をa、7をbとする)。
 好みにより、2:8,1:9などに調整しても構わない。
5.
 aの方を弦に巻いていく。
 その際、末弭(弓の最上部)側から見て時計回りに巻く。
 aでは、ニ.でつけた印の範囲全体を少しずつ太くするつもりで。
6.
 ぐるぐるぐるぐる。
 厚みが均一になるように、軽く引っ張りながら。
 場合によってはひねりながら、幅を太くしたり細くしたり。
7.
 新しい弦を張って、中仕掛なしで矢を番える。
 (1)の部分は握り皮と矢摺籐のちょうど間を通るように。
 筈は弦に直角にするが、筈の上1cmまで太くする。
 (的中定規を使うと直角になる場所がわかりやすい) 
8.
 aの部分が巻き終わり、bが残っている状態。 
9.
 ぐるぐるぐるぐる。
 aの上をbでかぶせる。
 足りない部分には少量のボンドを補充。
10.
 bの巻き終わったところ。
 aとbで二重に。
11.
 bを巻いた向きになるように、道宝をかける。
 上の道宝を奥に、下の道宝を手前に引く。
 逆にすると毛羽立つので、必ず一方通行で。 
12.
 完成。
 しばらく乾かしたら、筈をはめてみる。
 ゆるいようなら再度。
 わらじは絶対にかけない。

文・写真 : 宮崎晴基 (第38代目新人指導)